暖房の効いた部屋で顔だけほてる方へ―上半身の熱を整える4つの東洋医学的ケア【阪急神戸線沿線の鍼灸院】
おはようございます!夙川まほら鍼きゅう院、鍼灸師・院長の宮﨑牧子です。
「暖房をつけると顔だけカーッと熱くなる…」
「足は冷たいのに、顔だけほてって赤くなる…」
冬になると、こんなお悩みを抱える方が増えてきます。顔がほてると、人前に出るのがちょっと恥ずかしかったり、集中力が続かなかったり。夜は寝つきが悪くなることもありますよね😢
実はこの「顔だけほてる」という状態、東洋医学では「上熱下寒(じょうねつげかん)」と呼ばれ、体の熱バランスの乱れが関係していると考えられています。
このブログでは、冷えのぼせの東洋医学的な考え方と、ご自宅でできる4つのセルフケアをご紹介します✨
こんな方におすすめの記事です:
- 暖房の効いた部屋で顔だけ熱くなる方
- 顔は熱いのに足先は冷たい方
- 冬になるとのぼせやすい方
- 顔のほてりで寝つきが悪い方
最後まで読んでいただくと、なぜ顔だけほてるのか、そしてどうケアすればいいのかがわかりますよ😊 ただし、効果には個人差がありますので、ご自身に合った方法を見つけてくださいね。
体の悩みでお困りの方へ
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夙川まほら鍼きゅう院では、局所にとらわれず全身にアプローチする治療を行っています。
全身を整えることで自然治癒力が高まり、部分的な治療よりも根本的な回復が期待できます。
東洋医学の観点から体質改善をサポートし、体調の改善だけでなく、こころも元気に、美しく、あなたらしく豊かな人生を歩むお手伝いをさせていただいています。
どうぞお気軽にご相談ください。
冬に「顔だけほてる」のはなぜ?
暖房環境が体に与える影響
冬の暖房は私たちの強い味方ですよね。でも実は、暖房の暖かい空気は上に溜まりやすく、足元は冷えたままになりやすいんです。
室内の上と下で温度差が5℃以上になることもあると言われています。この温度差が、体の熱バランスに影響を与えることがあるんですね。
また、暖房による乾燥した空気も、体の水分バランスに関わると考えられています。顔のほてりと乾燥が同時に起こる方も多いのではないでしょうか?
東洋医学で考える「上熱下寒」とは
東洋医学では、顔だけほてる状態を「上熱下寒(じょうねつげかん)」と呼ぶことがあります。これは、上半身に熱がこもり、下半身が冷えている状態のこと。
本来は全身をめぐるはずの気や血が、うまく循環できていないと考えられています。「水は低きに流れ、火は高きに昇る」という自然の法則になぞらえた考え方なんですよ。
陽気(温かいエネルギー)が上に昇りすぎている状態とも言えます。腎の陽気が弱まると、下半身を温める力が不足すると言われていますね。
体質を全体からとらえた「冷えのぼせ」の原因
気・血・水のバランスから見る熱の偏り
東洋医学では、体は「気・血・水」という3つの要素でできていると考えられています。この3つのバランスが崩れると、熱が偏りやすくなるんです。
気の滞り(気滞)
ストレスや緊張で気がスムーズに巡らない状態。イライラしやすかったり、ため息が多くなったりすることも。
血の不足や滞り(血虚・瘀血)
血が十分に全身を巡らないと、熱が偏りやすくなります。顔色が白っぽい、爪が割れやすいなどの傾向がある方は要チェックです。
水の偏り(水滞)
余分な水分が下半身に溜まり、冷えを助長することも。むくみやすい方は、この傾向があるかもしれません。
気・血・水は互いに影響し合うので、どれか一つが乱れると他にも影響が及ぶと考えられています。関連記事「冷えで顔色が悪くなる秋―血の巡りをサポートする5つの温活習慣」もご参考になさってくださいね。
冷えのぼせになりやすい体質タイプ
冷えのぼせになりやすい体質タイプをいくつかご紹介しますね。ご自身に当てはまるものがないか、チェックしてみてください😊
気滞タイプ
イライラしやすい、ため息が多い、胸がつかえる感じがする方。ストレスを感じやすい方に多い傾向があります。
血虚タイプ
顔色が白っぽい、爪が割れやすい、髪がパサつく方。女性に多いと言われています。
腎陽虚タイプ
腰から下が冷える、疲れやすい、トイレが近い方。冬になると特に症状が出やすい傾向があります。
体質は一つとは限らず、複合している場合も多いんですよ。あくまで参考程度に見てみてくださいね。
上半身の熱を整える4つの東洋医学的ケア
それでは、ご自宅でできる4つのセルフケアをご紹介します!どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてな😊
①足元を温めて熱を下ろす
冷えのぼせケアの基本は、足元を温めること。下半身が温まると、上半身に偏った熱が自然と降りてくると言われています。
おすすめの方法:
- 足湯:くるぶしが浸かる程度のお湯(40℃前後)に10〜15分
- 湯たんぽ:寝るときに足元に置いて下半身を温める
- レッグウォーマー:足首の「三陰交」周辺を冷やさない
三陰交(さんいんこう)は、内くるぶしの上、指4本分のところにあるツボです。東洋医学では婦人科系にも関わる重要なツボとされていますよ。
冬の睡眠についてもっと詳しく知りたい方は、「寒さで眠りが浅くなる冬の夜―体を温めて自律神経を整える5つの入眠習慣」もご覧くださいね。
②「百会」のツボで頭の熱を発散
頭に熱がこもっていると感じたら、「百会(ひゃくえ)」というツボを試してみてください!
百会の位置:
頭のてっぺん、両耳を結んだ線と鼻から上に伸ばした線の交点にあります。
押し方:
- 指の腹で心地よい程度に押す
- 3〜5秒×5回ほど
- 強く押さず、気持ちいいと感じる程度で
「百会」は「百(多くの)脈が会する」という意味を持つツボ。東洋医学では頭部の熱を発散させるポイントとして知られています。顔がほてったとき、寝る前などに試してみてくださいね。
③体を温める飲み物で内側からサポート
飲み物でも体の巡りをサポートできるんですよ✨
おすすめの飲み物:
- 生姜湯:体を芯から温める性質があると言われています
- シナモンティー:東洋医学では「桂皮」として気の巡りをサポートすると言われています
- 黒豆茶:腎を補い、下半身を温めるサポートが期待されています
東洋医学では食材にも「温・寒」の性質があると考えられています。冷たい飲み物は控えめにして、常温〜温かいものを選ぶのがポイントです。一気に飲まず、ゆっくりすするように飲むのがおすすめですよ。
④腹式呼吸で気を丹田に降ろす
呼吸法も、気の巡りを整えるのに役立つと言われています。
腹式呼吸の方法:
- 鼻から吸ってお腹を膨らませる
- 口からゆっくり吐いてお腹をへこませる
- 吐くときに「気が下腹部(丹田)に降りていく」イメージで
丹田は「気の貯蔵庫」とも呼ばれる場所。1日3〜5分でも続けることで、気の巡りが整いやすくなると言われています。腹式呼吸は副交感神経にも働きかけると一般的に言われていますよ。
関連記事「気温差で悪化する肩こりと冷えー自律神経バランスを整えるおススメのツボ3選」も参考になさってくださいね。
鍼灸で「冷えのぼせ」をケアするアプローチ
全身の気血の巡りを整える施術
セルフケアだけでは整いにくい場合、鍼灸でのサポートもおすすめです。
鍼灸では、上半身の熱を発散させるツボと、下半身を温めるツボの両方にアプローチ。全身の経絡(気の通り道)の流れを整えることを目指します。
代表的なツボとしては、百会や合谷(上半身の熱を発散)、三陰交や太渓(下半身を温める)などがありますが、個人の体質や状態によって使うツボは異なります。
局所だけでなく、体全体のバランスを見てケアするのが東洋医学の特徴なんですよ。
体質に合わせたオーダーメイドケア
同じ「冷えのぼせ」でも、原因となる体質は人それぞれ。気滞タイプ、血虚タイプ、腎陽虚タイプなど、体質に合わせたアプローチが大切です。
鍼灸師は問診や体の状態を見て、その方に合ったツボを選びます。セルフケアと専門家によるケアを組み合わせることで、よりサポートが期待できますよ。
定期的なケアで体質そのものを整えていくことを目指せます。ただし、鍼灸は医療行為の代替ではありませんので、気になる症状がある場合は医療機関への相談もご検討くださいね。
冬の冷えと眠りの関係についてもっと知りたい方は、「冬の冷えで眠れない夜が続く方へ―陽気を補い心身を整える3つの東洋医学的習慣」もぜひご覧ください。
まとめ:熱のバランスを整えて冬を快適に
今回は、暖房で顔だけほてる「冷えのぼせ」について、東洋医学的な考え方と4つのセルフケアをご紹介しました。
4つのセルフケアのおさらい:
- ①足元を温めて熱を下ろす
- ②「百会」のツボで頭の熱を発散
- ③体を温める飲み物で内側からサポート
- ④腹式呼吸で気を丹田に降ろす
顔のほてりは、体からの「バランスが乱れてますよ」というサインかもしれません。まずはできることから、少しずつ取り入れてみてくださいね。
効果には個人差がありますが、続けることで体の変化を感じる方も多いんですよ。あなたの体に合った方法が見つかりますように✨
「セルフケアだけでは難しいな」と感じたら、専門家のサポートを受けるのもひとつの方法です。夙川まほら鍼きゅう院では、あなたの体質に合わせたオーダーメイドのケアで、冬を快適に過ごすお手伝いをさせていただいています。
寒い冬も、あなたらしく健やかに過ごせますように。いつでもお気軽にご相談くださいね😊
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夙川まほら鍼きゅう院では、あなたの体質や状態に合わせたオーダーメイドの鍼灸で、不調の改善と本来の健やかさへと導くお手伝いをさせていただきます。何歳からでも、あなたらしくすこやかで輝く人生をおくることができるよう、最適なケアを一緒に考えてまいります。

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