夜になるとかゆくて眠れない…かゆみの悪循環を断ち切るための体質別セルフケア3つ【阪急神戸線沿線の鍼灸院】
おはようございます!夙川まほら鍼きゅう院、鍼灸師・院長の宮﨑牧子です。
夜、布団に入ってもかゆくて眠れない…。
やっと寝ついたと思ったら、かゆみで目が覚める。
そんな夜を何度もくり返していませんか?
「掻いたらダメ」とわかっていても、止められない。
保湿クリームを塗っても、また翌晩かゆくなる。
その繰り返しに、どれほど疲れてしまっているでしょう。
本当に、毎日よくがんばっていると思います😌
今日は、そのかゆみの悪循環を内側から断ち切るヒントとして、
東洋医学の「体質別」アプローチをお伝えします。
自分の体質に合ったセルフケアを知ることで、
夜のかゆみとのつきあい方が、少し楽になるかもしれません。
体の悩みでお困りの方へ
体の不調にお悩みではありませんか?
夙川まほら鍼きゅう院では、局所にとらわれず全身にアプローチする治療を行っています。
全身を整えることで自然治癒力が高まり、部分的な治療よりも根本的な回復が期待できます。
東洋医学の観点から体質改善をサポートし、体調の改善だけでなく、こころも元気に、美しく、あなたらしく豊かな人生を歩むお手伝いをさせていただいています。
どうぞお気軽にご相談ください。
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夜になるとかゆみが強くなる…あなただけじゃありません
アトピー性皮膚炎の特徴のひとつに、
「夜間にかゆみが強くなる」ということがあります。
これは、日中より体温が上がりやすい就寝時、
皮膚の乾燥や布団の中の温度・湿度の変化などが
かゆみを引き起こしやすくしているためとされています。
また、かゆいから掻く→皮膚が傷つく→さらにかゆくなる、
という悪循環に陥りやすいことも知られています。
この悪循環のつらさは、数字では測れないもの。
睡眠不足が続くと、心身のバランスにも影響してきますよね。
詳しくは、国立成育医療研究センター「アトピー性皮膚炎」もご参考にどうぞ。
外側からのケアも大切です。
でも、なぜ繰り返してしまうのか。
東洋医学では、かゆみの背景にある「体の内側のアンバランス」に
注目してアプローチしていきます。
体質を全体からとらえたかゆみの原因―東洋医学の視点から
東洋医学では、皮膚の症状は「体の中のアンバランスが外に出たもの」と考えます。
「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスが乱れると、
皮膚に潤いや栄養が届きにくくなったり、
熱がこもりやすくなったりして、かゆみが出やすくなるとされています。
アトピーのかゆみにも体質による違いがあります。
大きく分けると、以下の3つのタイプが考えられます。
「血熱(けつねつ)」タイプ:熱がこもってかゆみが強まる
このタイプは、血の中に熱がこもりやすい状態です。
夜間や入浴後にかゆみがひどくなる、
肌が赤くほてりやすい、というかたに多いとされています。
こんな傾向がある方はチェック✅
- 顔や体が赤みを帯びやすい
- イライラしやすく、ストレスを感じると悪化する
- 便秘がちで口が乾く
- 熱いお風呂や辛い食べ物のあとにかゆくなる
「血虚(けっきょ)」タイプ:栄養不足で肌が乾燥しかゆくなる
このタイプは、「血(けつ)」=体を潤し養う力が不足している状態です。
血が足りないと、皮膚に栄養と潤いが届きにくくなり、
乾燥してかゆくなりやすいとされています。
こんな傾向がある方はチェック✅
- 肌がカサカサ・ザラザラしやすい
- 顔色が白っぽく、めまいや立ちくらみがある
- 眠りが浅く、夢を多く見る
- 疲労感が強いときに肌の調子が悪くなる
「脾虚(ひきょ)」タイプ:胃腸の弱りが皮膚に出てくる
このタイプは、消化吸収をつかさどる「脾(ひ)」の機能が弱っている状態です。
東洋医学では、脾が弱ると体内に湿(しつ)がたまりやすくなり、
皮膚にジクジクや湿疹、かゆみとして出やすくなると考えられています。
こんな傾向がある方はチェック✅
- 胃腸が弱く、消化不良や下痢・軟便がある
- 食後に眠くなりやすい、体が重だるい
- じくじくした湿疹が出やすい
- 甘いものや脂っこいものが好き
なお、これらのタイプが重なっている場合もよくあります。
「あれ、どれもあてはまる…」というかたは、
ぜひ専門家にご相談くださいね。
体質についてのくわしい内容は、こちらもご参考にどうぞ。
→ 同じスキンケアなのに肌の調子が日によって違う…体質タイプ別・揺らぎ肌の整え方
体質別セルフケア3つ―今夜から試せるアプローチ
それでは、各体質タイプに合わせたセルフケアをご紹介します。
「自分はどのタイプかな?」とイメージしながら読んでみてくださいね。
セルフケア①【血熱タイプ向け】熱を和らげるツボケア「曲池・血海」
血熱タイプのかゆみは、体内の熱を和らげるサポートが大切とされています。
①曲池(きょくち)
肘を曲げたとき、外側にできるしわの端にあるツボです。
親指でゆっくり5〜10秒押して、離す。これを5回ほど繰り返します。
皮膚のかゆみや炎症をサポートするとされるツボとして、
東洋医学で昔からよく使われています。
②血海(けっかい)
膝のお皿(膝蓋骨)の上から指3本分上、内側にあるツボです。
曲池と同じように、やさしく押してみてください。
血の巡りをサポートし、かゆみや皮膚トラブルに関わるとされるツボです。
養生のポイント💡
・体を温めすぎない(熱いお風呂は控えめに)
・辛いものや揚げ物を控える
・就寝前にストレッチや深呼吸で心身をほぐす
セルフケア②【血虚タイプ向け】血を補う養生と「三陰交」ツボケア
血虚タイプのかゆみには、「血(けつ)」を補い潤いを届けることが大切とされています。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上から指4本分のところにあるツボです。
ゆっくり5〜10秒、やさしく押して離す。これを5回ほど行います。
血を補い、婦人科系や皮膚の乾燥などに関わるとされる代表的なツボです。
養生のポイント💡
・毎日同じ時間に寝る習慣をつくる(特に23時前に就寝が◎)
・ナツメ・ほうれん草・黒ごまなど、血を補うとされる食材を取り入れる
・ぬるめのお湯(38〜40度)でゆっくりお風呂につかる
肌の乾燥と血の関係については、こちらもどうぞ。
→ 保湿しても肌がカサつく原因は内側にある?血と津液を補う5つの東洋医学的ケア
セルフケア③【脾虚タイプ向け】胃腸を整えて肌に栄養を届ける「足三里」ケア
脾虚タイプのかゆみには、胃腸の機能を整えることが内側からのサポートに。
足三里(あしさんり)
膝のお皿の下、外側のへこみから指4本分下のあたりにあるツボです。
親指でじっくり5〜10秒押して、ゆっくり離す。これを5回繰り返します。
胃腸の働きをサポートし、全身の気力を補うとされる、
東洋医学でとても重要なツボのひとつです。
養生のポイント💡
・腹八分目を心がけ、消化に負担をかけない
・冷たいもの・甘いものを控え、温かい食事を意識する
・食後は少し体を動かして、消化をサポートする
外側のスキンケアとあわせて内側を整えることの大切さは、こちらもご覧ください。
→ 頑張ってスキンケアしているのに肌が荒れる…外側ケアに限界を感じたら見直したい「内側」からのアプローチ
セルフケアだけでは難しいときに―専門家のサポートが有効な理由
体質別のセルフケアを続けることで、
かゆみのサイクルをサポートできることが期待されています。
でも、「どのタイプかよくわからない」
「やってみたけど変わらない」ということもありますよね。
そんなとき、一度専門家の目で体質を診てもらうことがとても大切です。
東洋医学では「四診(ししん)」という方法で、
問診・視診・聴診・切診(脈診・腹診)を通じて
体質を丁寧に見立てていきます。
自己判断では難しい体質の微妙な違いも、
専門家の施術によって整えやすくなります。
また、長年のかゆみのサイクルは
一時的なケアだけでなく、継続的な体質のサポートが大切です。
かゆみの悩みと外側ケアの限界については、こちらもどうぞ。
→ 秋の乾燥でかゆみが悪化する方へ―体の内側から潤いを補う4つの東洋医学的ケア
→ 冬の暖房で肌がカサカサ悪化する方へ―体の内側から潤いを補う4つの養生習慣
アトピー性皮膚炎の詳細な情報については、こちらもご参考にどうぞ。
→ アトピー性皮膚炎について(厚生労働省資料)
西宮市夙川で体の悩みに寄り添う鍼灸院
当院では、一人ひとり違う体質に合わせたケアで、内側から整える体づくりのお手伝いをしています。
まとめ:体の内側から整えて、夜のかゆみに振り回されない体へ
今日は、夜のかゆみを東洋医学の体質別視点からお伝えしました。
まとめると、こんな感じです。
- 「血熱」タイプ → 熱を和らげる「曲池・血海」のツボケア+生活習慣の見直し
- 「血虚」タイプ → 血を補う「三陰交」のツボケア+食養生・睡眠習慣
- 「脾虚」タイプ → 胃腸を整える「足三里」のツボケア+食事の見直し
どれかひとつ試してみるだけでも、
体への意識が変わるきっかけになるかもしれません。
「自分はどのタイプかな?」と迷ったら、
いくつかのチェックポイントを振り返りながら、ゆっくり試してみてくださいな。
かゆみの悩みは、本当に根気がいります。
でも、あなたはすでにその向き合い方を探しているんやから、
それだけで十分に前向きなことだと思っています。
一歩ずつ、体の声に耳を傾けながら、
内側から整えていきましょう。
応援しています😊
阪急神戸線沿線の方はもちろん、
芦屋市や神戸市からも通いやすい立地にある夙川まほら鍼きゅう院。
夙川駅から徒歩4分、西宮市羽衣町にございます。
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