食べるものが肌に出る体質かも?東洋医学から見る「肌に影響する食習慣」4つの見直しポイント【西宮市夙川の未病ケア・全身鍼灸院】
おはようございます!夙川まほら鍼きゅう院、鍼灸師・院長の宮﨑牧子です。
「甘いものを食べた翌日、なんか肌がかゆい気がする…」
「脂っこいものを食べると、すぐ肌が荒れてしまう…」
そんなふうに、食べたものと肌の調子が関係している気がしている方、いらっしゃいませんか?
でも、じゃあ「何を食べればいいの?」「何を控えればいいの?」と聞かれると、なかなかわからないですよね。
今日は、東洋医学の視点から「肌に影響する食習慣」について、わかりやすくお話しします。
毎日の食事を少し見直すだけで、体の内側から肌の体質をサポートする方向に近づけるかもしれませんよ。
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夙川まほら鍼きゅう院では、局所にとらわれず全身にアプローチする治療を行っています。
全身を整えることで自然治癒力が高まり、部分的な治療よりも根本的な回復が期待できます。
東洋医学の観点から体質改善をサポートし、体調の改善だけでなく、こころも元気に、美しく、あなたらしく豊かな人生を歩むお手伝いをさせていただいています。
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食べたものが肌に出る…それ、体質のサインかもしれません
「アトピーの肌荒れは皮膚の問題」と思っていませんか?
もちろん、スキンケアはとても大切です。
でも東洋医学では、肌のトラブルは「皮膚だけの問題ではない」と考えています。
体全体のバランス、特に消化・吸収を担う「脾(ひ)」の状態が、肌の調子に深く関わっているとされているんです。
食べたものが肌に影響している感覚がある方は、もしかすると「脾のサポート」が必要なサインかもしれません。
まずは、東洋医学でいう「脾」のお話を少ししますね。
体質を全体からとらえたアトピー肌の原因 ― 東洋医学の「脾」とは
「脾」が弱ると肌に影響する理由
東洋医学における「脾(ひ)」は、消化・吸収を司る臓腑です。
西洋医学の「脾臓」とはやや概念が異なり、胃腸の働きと深く結びついています。
脾は食べたものから「気(き)」や「血(けつ)」などのエネルギーを作り出し、全身に届ける役割を持っています。
この脾の機能が弱まると(東洋医学では「脾虚(ひきょ)」と呼びます)、以下のようなことが起こりやすいと考えられています。
- 気や血が十分に作られず、皮膚に栄養が届きにくくなる
- 体内に余分な「湿(しつ)」が溜まり、皮膚がじゅくじゅくしたり、かゆみが出やすくなる
- 免疫のバランスが乱れやすくなると考えられています
つまり、肌の外側だけをケアしていても、内側の「脾の働き」が整っていないと、なかなか体質が変わりにくいことがあるんですね。
アトピー性皮膚炎についての基礎情報は、日本アレルギー学会が監修するアレルギーポータル(アトピー性皮膚炎)もご参照ください。
食べ過ぎ・冷え・甘味が脾を消耗させる
東洋医学では、次のような食習慣が脾を消耗させやすいとされています。
- 冷たい飲み物・食べ物:脾は「温かさ」を好む臓腑とされ、冷えに弱いとされています
- 甘いものの摂りすぎ:適度な甘味は脾をサポートしますが、過剰摂取は負担になると考えられています
- 脂っこいもの・味の濃いもの:消化に負担がかかり、「湿熱(しつねつ)」が生まれやすくなるとされています
- 食べ過ぎ・早食い:脾への負担が増えるとされています
「肌が荒れやすい日の前日に何を食べていたか」、一度振り返ってみてください。
心あたりがあるかもしれません。
食べるものが肌に出る体質への「4つの食習慣の見直しポイント」
では、具体的にどんなことから取り組めばよいでしょうか。
東洋医学の視点から、すぐに始めやすい4つのポイントをお伝えします。
見直しポイント①:冷たいものを控えて「脾」を温める
まず取り組みやすいのが、「冷たいものを減らすこと」です。
コンビニのアイスコーヒー、冷たい麦茶、アイスクリーム…これらが習慣になっていませんか?
東洋医学では、冷えは脾の働きを妨げると考えられています。
飲み物は常温か温かいものにする、夏でも冷たい食べ物を摂りすぎないようにする、といった小さな習慣から始めてみてください。
特に夜や朝は、温かい飲み物を意識してみてくださいね。
見直しポイント②:甘すぎるものと脂っこい食事を減らす
「甘いものを食べた次の日、肌がかゆくなる」という感覚を持っている方は多いです。
東洋医学では、甘味の過剰摂取や脂っこいものが体内に「湿熱(しつねつ)」を生み出しやすいと考えられています。
湿熱が肌に溜まると、かゆみや赤みが出やすくなるとされているんですね。
お菓子・揚げ物・ファストフードを完全にやめる必要はありません。
「減らす意識を持つ」「食べた後に温かい飲み物で胃腸を整える」といったことから始めてみるのがよいですよ。
見直しポイント③:消化しやすい「白い食材」を積極的に取り入れる
脾をいたわる食材として、東洋医学では「消化しやすくて胃腸に負担をかけない食べ物」が勧められています。
具体的には、こんな食材です。
- お粥・白米・うどん(消化しやすく脾をサポートすると考えられています)
- 山芋・かぼちゃ・さつまいも(気を補う働きが期待されます)
- 鶏肉・白身魚(消化に負担が少ないたんぱく質です)
- 大根・白菜(体内の余分な「湿」を取り除くとされています)
難しいことは考えず、「消化しやすくて温かいものを一品加える」だけでもOKです。
肌の調子が悪い時ほど、シンプルな食事を心がけてみてくださいね。
見直しポイント④:発酵食品で腸と脾をサポートする
東洋医学的な観点からも、腸と脾の関係は切り離せないと考えられています。
日本の伝統的な発酵食品は、脾の働きをサポートするうえで理にかなった食材といえます。
毎日の食事に取り入れやすいものとして、以下がおすすめです。
- 味噌汁(発酵食品+温かさのW効果が期待できます)
- 納豆(消化しやすく、栄養価が高い食材です)
- ぬか漬け・甘酒(腸内環境を整えるサポートをしてくれます)
「毎食完璧にしなくていい」という気持ちで、まず一品から始めてみましょう。
こんな食習慣の積み重ねが、じわじわと体質をサポートしてくれますよ。
また、国立成育医療研究センターのアトピー性皮膚炎のページでも、皮膚の状態を整えることの大切さが解説されています。食習慣と合わせて、皮膚ケアについても専門家にご相談されることをおすすめします。
また、外側からのスキンケアと内側からのアプローチを組み合わせることが大切です。以下の記事もあわせてご覧ください。
セルフケアだけでは難しいと感じたら
「食習慣に気をつけているつもりなのに、なかなか変わらない…」
そう感じることがあるかもしれません。
それは、あなたが怠けているからではありません。
体質はひとりひとり違い、「脾虚」「血熱」「血虚」など、タイプによって合うアプローチも変わってくるからです。
自分の体質タイプが何かを知らずに取り組んでいると、せっかくのセルフケアが空回りしてしまうこともあるんですね。
体質についての関連記事もご参考にどうぞ。
- 同じスキンケアなのに肌の調子が日によって違う…体質タイプ別・揺らぎ肌の整え方
- 夜になるとかゆくて眠れない…かゆみの悪循環を断ち切るための体質別セルフケア3つ
- 保湿しても肌がカサつく原因は内側にある?血と津液を補う5つの東洋医学的ケア
西宮市夙川で体の悩みに寄り添う鍼灸院
当院では、一人ひとり違う体質に合わせたケアで、内側から整える体づくりのお手伝いをしています。
夙川まほら鍼きゅう院では、問診・脈診・舌診をもとに、あなたの体質タイプをしっかり見極めた上で施術を行っています。
「脾虚なのか」「血熱があるのか」「血虚が根本にあるのか」など、体全体をトータルで診ながら、一人ひとりに合ったアプローチをご提案しています。
食習慣のアドバイスと鍼灸施術を組み合わせることで、外側のスキンケアだけでは届かない「内側からの体質づくり」をサポートしてまいります。
芦屋市や神戸市からも通いやすい立地ですので、遠方の方もどうぞお気軽にご相談ください。
こんな方に、特にお役に立てると思います。
- 食べたものと肌の調子が連動している気がする方
- 胃腸が弱く、消化不良や下痢・便秘を繰り返している方
- スキンケアを続けているのになかなか肌が落ち着かない方
- 自分の体質タイプを知りたい方
- 東洋医学的な視点から体質を整えたい方
まとめ ― 内側から整える体質づくりを、一歩ずつ
今日お伝えした4つの食習慣の見直しポイント、まとめると…
- ① 冷たいものを控えて「脾」を温める
- ② 甘すぎるものと脂っこい食事を減らす
- ③ 消化しやすい「白い食材」を積極的に取り入れる
- ④ 発酵食品で腸と脾をサポートする
どれもすぐに始められることばかりです。
全部いっぺんに完璧にしようとしなくて大丈夫。
「今日の飲み物を温かくしてみよう」「晩ごはんに味噌汁を一杯プラスしよう」、そんな小さな一歩から始めてみてください。
体質を変えるには時間がかかります。でも、内側からじっくりと丁寧に整えていくことが、長い目で見た肌の安定につながっていきます。
「外側だけのケアに限界を感じている」「自分の体質タイプを知りたい」という方は、ぜひ一度当院にご相談いただけたら嬉しいです。
あなたの体質に合った道を一緒に探していきましょう。焦らずゆっくり、でも確かに、前へ進んでいけますよ。
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