顔のむくみとたるみが気になる朝―巡りを整える経絡マッサージ3つの方法【夙川駅徒歩4分 心と体を整える鍼灸院】
おはようございます!夙川まほら鍼きゅう院、鍼灸師・院長の宮﨑牧子です。
朝、鏡を見て「あれ?顔がパンパン…」と感じること、ありませんか?
むくみやたるみが気になると、一日の始まりから気分が沈んでしまいますよね。
実は、顔のむくみやたるみは、表面的な問題だけではなく、体の中の「巡り」が関係していると東洋医学では考えられています。
この記事では、朝の忙しい時間でも簡単にできる経絡マッサージ3つの方法をご紹介します。
気血の巡りを整えることで、むくみやたるみのケアをサポートし、内側から輝く健やかな素肌へと導くお手伝いができればと思います。
この記事はこんな方におすすめです
- 朝起きると顔がむくんでいる方
- 年齢とともに顔のたるみが気になってきた方
- 簡単にできるセルフケアを知りたい方
- 東洋医学的なアプローチに興味がある方
それでは、一緒に見ていきましょう!
体の悩みでお困りの方へ
体の不調にお悩みではありませんか?
夙川まほら鍼きゅう院では、局所にとらわれず全身にアプローチする治療を行っています。
全身を整えることで自然治癒力が高まり、部分的な治療よりも根本的な回復が期待できます。
東洋医学の観点から体質改善をサポートし、体調の改善だけでなく、こころも元気に、美しく、あなたらしく豊かな人生を歩むお手伝いをさせていただいています。
どうぞお気軽にご相談ください。

顔のむくみ・たるみの原因とは?
顔のむくみやたるみ、気になりますよね。
実は、これらには明確な原因があると一般的に言われています。
まずは、その仕組みから見ていきましょう。
朝に顔がむくむ理由
朝起きたとき、顔がパンパンになっていることはありませんか?
これは、夜間の水分代謝が滞ることで、顔に水分が溜まりやすくなるためと考えられています。
寝ている間は重力の影響が少ないため、水分が顔に集まりやすい状態になります。
また、塩分の摂りすぎや睡眠不足も、むくみの原因として挙げられます。
西洋医学的には、リンパの流れや血液循環が滞ることで、余分な水分が排出されにくくなると言われているんです。
たるみが進行するメカニズム
特に、前日の夜に塩辛いものを食べたり、お酒を飲んだりすると、翌朝むくみやすくなることがあります。
たるみについても、いくつかの要因が関係していると考えられています。
年齢を重ねると、筋肉が衰えたり、コラーゲンが減少したりすることで、肌の弾力が失われていくと一般的に言われています。
また、表情筋の使い方に偏りがあると、一部の筋肉だけが発達し、バランスが崩れることもあります。
実は、姿勢の悪さも顔のたるみに関係することがあるんですよ。
猫背になると、首や肩の筋肉が緊張し、顔の筋肉にも影響が出ると言われています。
このように、顔だけの問題ではなく、体全体のバランスが大切なんですね。
体質を全体からとらえた顔のむくみ・たるみの原因
東洋医学では、顔のむくみやたるみを、体全体の「巡り」の問題として捉えています。
ここでは、その視点から原因を探っていきましょう。
東洋医学から見た「気血の巡り」
東洋医学では、「気血(きけつ)」という考え方があります。
気とは体を巡るエネルギー、血とは栄養を運ぶものと考えられています。
この気血の巡りが滞ると、顔にむくみやくすみが現れやすいとされているんです。
気血は、体内の「経絡(けいらく)」という通り道を通って全身を巡っています。
経絡の流れがスムーズであれば、顔も明るく健やかに保たれると言われています。
逆に、経絡の流れが滞ると、顔色が悪くなったり、むくみやすくなったりすることがあるんですね。
詳しくは公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトでも、東洋医学の基本的な考え方が紹介されています。
また、秋の肌荒れとくすみ対策について詳しくはこちらの記事でも、気血の巡りについて触れていますので、ぜひご覧ください。
水分代謝と脾・腎の関係
東洋医学では、「脾(ひ)」と「腎(じん)」という臓腑が水分代謝に深く関わっているとされています。
脾は、消化吸収だけでなく、水分を体内に運ぶ働きがあると考えられています。
腎は、水分バランスを調整する役割を担っているとされているんです。
脾や腎の働きが弱まると、水分がうまく排出されず、むくみやすくなると言われています。
五行説(ごぎょうせつ)という考え方では、脾は「土」、腎は「水」に対応しており、それぞれがバランスを保つことで健康が維持されるとされています。
このように、東洋医学では体全体のバランスを大切にしているんですね。
顔に現れる体の不調のサイン
顔は体の状態を映す鏡と言われています。
むくみやたるみは、体内の巡りが滞っているサインかもしれません。
また、顔色やツヤの変化も、体質や体調と関連があるとされています。
例えば、顔色がくすんでいる場合は、血の巡りが良くない可能性があります。
顔全体がむくんでいる場合は、水分代謝がうまくいっていないのかもしれません。
このように、顔の状態を観察することで、体全体の健康状態を知る手がかりになるんです。
巡りを整える経絡マッサージ3つの方法
朝起きて鏡を見たとき、顔のむくみやたるみが気になることはありませんか?
それは、体の中を巡る「気血の流れ」と関係しているかもしれません。
ここでは、顔の巡りを整える3つの経絡マッサージをご紹介します。
朝の支度の前に数分だけでもOK。
ぜひ毎朝の習慣として取り入れてみてくださいね🌿
① 胃経のマッサージ ― 頬のむくみをケア
胃経とは
胃経は、目の下から頬・口角・あごへ下向きに流れる経絡で、消化器系と関わりが深いとされています。
この流れを整えることで、朝の頬のむくみや顔の重だるさのケアが期待できます。
マッサージ方法
1️⃣ 瞳の下(四白のあたり)に人差し指と中指を当てます
2️⃣ 頬骨の下を通って、口角→あごのラインへ下向きにゆっくり流します
3️⃣ 優しい圧で5回ほど繰り返します
ポイント
力を入れすぎず、肌をなでるように行いましょう。
関連するツボ
四白(しはく)— 目の下のくぼみにあり、顔全体の巡りを整えます。
② 大腸経のマッサージ ― フェイスラインを整える
大腸経とは
大腸経は、口角からほうれい線を通って鼻のわき(迎香)へ上向きに流れる経絡。
表情筋やフェイスラインを支える働きがあるとされています。
マッサージ方法
1️⃣ 人差し指の腹を使い、口角からほうれい線に沿って鼻のわきへ上向きに引き上げます
2️⃣ これを5回繰り返します
ポイント
たるみやほうれい線が気になる方におすすめ。
“なで上げるように”やさしく行いましょう。
関連するツボ
迎香(げいこう)— 鼻の横にあり、鼻づまりや顔の巡りに関わるツボです。
③ 三焦経のマッサージ ― こめかみ・目まわりの巡りをサポート
三焦経とは
三焦経は、耳の後ろ→耳の前→こめかみ→眉尻(糸竹空)へと外上がりに流れる経絡で、水分代謝や目の疲れにも関わります。
マッサージ方法
1️⃣ 耳の後ろ(翳風)に指を当てます
2️⃣ 耳の後ろを通り、こめかみ→眉尻(糸竹空)へ外上がりにやさしく流します
3️⃣ 5回ほど繰り返します
ポイント
耳まわりを包み込むように触れ、目の疲れやこめかみのこりをやさしくほぐします。
関連するツボ
糸竹空(しちくくう)— 眉尻の外側にあり、目の疲れや側頭部の緊張をやわらげます。
マッサージを行う際の注意点
・オイルやクリームを使用して、摩擦を防ぎましょう
・強い圧はNG。やさしく、心地よい力加減で
・毎朝つづけることで、巡りの良い体質づくりをサポートします
・個人差がありますので、肌や体調に合わせて無理のない範囲で行ってください
継続することで期待できる変化
毎朝の経絡マッサージは、顔のむくみやたるみのケアだけでなく、肩こりや頭の重だるさにも良い影響が期待されます。
経絡は全身につながっているため、顔のマッサージが全身のバランスを整えるサポートにも。
まずは2週間、無理なく続けてみてくださいね🌸
マッサージを行う際の注意点
- 肌を傷つけないよう、マッサージオイルやクリームを使用しましょう
- 強く押しすぎず、優しい圧で行ってください
- 毎朝継続することで、巡りの良い体質へのサポートが期待できます
- 個人の体質により体験には個人差があります
経絡マッサージの効果を高めるポイント
せっかくマッサージをするなら、より効果的に行いたいですよね!
ここでは、経絡マッサージの効果を高めるポイントをお伝えします。
マッサージを行うベストなタイミング
朝起きてすぐが最も効果的とされています。
夜の間に滞った気血を、朝一番で動かしてあげるイメージですね。
また、入浴後の血行が良い状態で行うのもおすすめです。
体が温まっているときは、経絡の流れもスムーズになりやすいと言われています。
毎日同じ時間に行うことで、体がリズムを覚え、巡りの良い体質へのサポートが期待できます。
使用するオイルやクリームの選び方
肌を傷つけないよう、必ず滑りの良いものを使用しましょう。
天然オイル(ホホバオイル、アーモンドオイルなど)がおすすめです。
これらのオイルは肌に優しく、保湿効果も期待できます。
普段使っている保湿クリームでも代用可能ですよ。
大切なのは、肌に摩擦を与えないこと。
たっぷりと使って、優しくマッサージしてくださいね。
継続することで期待できる変化
毎朝の習慣にすることで、むくみにくい体質へのサポートが期待されます。
顔だけでなく、肩こりや頭痛の軽減にもつながる可能性があるんです。
経絡は全身につながっているので、顔のマッサージが体全体に良い影響を与えることもあると言われています。
ただし、個人の体質により体験には個人差がありますので、あせらず続けることが大切です。
まずは2週間、続けてみてはいかがでしょうか?
日常生活で気をつけたい習慣
経絡マッサージに加えて、日常生活でも気をつけたいポイントがあります。
ここでは、むくみやたるみを予防するための生活習慣をご紹介します。
睡眠と水分代謝の関係
質の良い睡眠が水分代謝をサポートすると言われています。
しっかりと眠ることで、体の巡りが整いやすくなるんですね。
寝る前の水分摂取は控えめにすることも大切です。
就寝直前に大量の水を飲むと、翌朝むくみやすくなることがあります。
食事で気血を補う方法
東洋医学では、食べ物で体質を整えることができると考えられています。
黒豆、黒ごま、ナツメなどは、血を補う食材とされています。
山芋や大豆製品は、脾の働きをサポートすると言われているんです。
また、塩分の摂りすぎには注意が必要です。
塩分が多いと、体内に水分が溜まりやすくなり、むくみの原因になります。
バランスの良い食事を心がけることが、何よりも大切ですね。
血を補う養生法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
運動で全身の巡りをサポート
軽いウォーキングやストレッチが、巡りをサポートすると言われています。
体を動かすことで、気血の流れがスムーズになることが期待できます。
表情筋を鍛える顔ヨガも有効とされています。
表情筋を意識的に動かすことで、たるみの予防につながると言われているんです。
無理のない範囲で継続することが大切ですよ。
毎日10分でも、体を動かす時間を作ってみてはいかがでしょうか?
夙川まほら鍼きゅう院でのケア
セルフケアも大切ですが、専門家のサポートを受けることで、より効果的なケアが期待できます。
夙川まほら鍼きゅう院では、あなたの体質に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
美容鍼灸で顔と体を同時にケア
当院の美容鍼灸は、顔だけでなく、全身の経絡を整える施術です。
気血水の巡りを根本からサポートすることが期待されます。
顔に鍼を刺すことで、経絡の流れを整え、むくみやたるみのケアをお手伝いします。
同時に、体全体のツボも刺激することで、体質改善もサポートしていきます。
美容鍼灸は、表面的なケアだけでなく、体の内側から健やかさを引き出すアプローチなんですね。
オーダーメイドの施術で根本からサポート
一人ひとりの体質や状態に合わせた施術を提供しています。
東洋医学の観点から、体全体のバランスを整えるお手伝いをさせていただきます。
カウンセリングでは、あなたの生活習慣や体調についてじっくりとお話を伺います。
その上で、最適なツボや経絡を選んで施術を行っていきます。
効果を保証するものではなく、個人差があることをご理解ください。
また、鍼灸は医療行為の代替ではありません。
気になる症状がある場合は、まず厚生労働省が提供する健康情報などを参考に、医療機関を受診することをおすすめします。
その上で、体質改善のサポートとして鍼灸をご利用いただければと思います。
まとめ
いかがでしたか?
顔のむくみやたるみは、表面的な問題だけでなく、体の巡りと深く関係しているんですね。
経絡マッサージで気血の流れをサポートすることが期待できます。
今日ご紹介した3つのマッサージ方法は、朝の忙しい時間でも簡単にできるものばかりです。
毎朝の習慣として取り入れることで、健やかな素肌へと導くお手伝いができればと思います。
セルフケアと専門的なケアを組み合わせることで、より良い結果が期待されます。
あなたらしく輝く毎日を送るために、できることから始めてみてくださいね。
体の巡りが整うと、顔だけでなく、心も軽やかになっていくと言われています。
毎日のケアを通じて、ご自身の体と向き合う時間を大切にしてください。
もし、セルフケアだけでは不安な方、より専門的なサポートが必要な方は、いつでも夙川まほら鍼きゅう院にご相談くださいね。
あなたの健やかで美しい毎日を、心から応援しています!
専門家と一緒に体のケアを始めませんか?
夙川まほら鍼きゅう院では、あなたの体質や状態に合わせたオーダーメイドの鍼灸で、不調の改善と本来の健やかさへと導くお手伝いをさせていただきます。何歳からでも、あなたらしくすこやかで輝く人生をおくることができるよう、最適なケアを一緒に考えてまいります。


0798-31-5456